蓮根団子の野菜あんかけ

あんかけは高齢者向け料理にぴったり

昨日までしっかり食べ物を飲み込めていたと思ったのに調子を崩して、病院へ行ったら誤嚥性肺炎だった・・・という事、よく聞きます。
ゆっくり食べさせて、しっかり呑み込めていると思っても、呑み込みの力が弱くなっていると、誤嚥性肺炎になる事も多いのです。

肺の方に食べ物が入ってしまうと、炎症を起こしてひどい肺炎になる事も多いのですが、お話がうまくできなくなった高齢者は、少し調子が悪くても知らせる術がないですし、家族が介護してくれていると思っていると、少々調子が悪くても我慢してしまう方も多いです。
結果、肺炎がひどくなり入院という事になると、痴呆の症状が一気に進んだり、歩くことが出来ていた高齢者が歩けなくなるなど、介護の度合いが高くなっていく事もあります。

とにかく健康で、しっかり食事をしてもらう、飲み込みやすく咀嚼力が低くても食べられる食事を考える必要があります。
介護は家族も苦労しますが、介護されているご高齢者も精神的に参っているはずです。
少しでも気持ちよく食事してもらうために、あんかけなどの飲み込みやすい調理方法で、栄養たっぷりの食事をしてもらいましょう。

蓮根団子の野菜あんかけはやさしいお味

一人分の材料です。
レンコンを一節、エビ4尾、片栗粉大匙1、塩少々、しょうゆ大匙1、酒小さじ1です。
あんの材料は柔らかくゆでた小松菜20g、タケノコもゆでたものを20g、ゆでた人参を10g、、ゆでた大根を20g、しょうゆ小さじ2、だし汁1カップ、片栗粉少々です。

蓮根は皮をむき細かく刻んで酢水にさらしておきます。
エビは皮をむいてぶつ切りにしておきます。
これらをフードプロセッサーで細かくしておきます。
片栗粉、塩、しょうゆ、酒を入れて混ぜておきます。
これを4つに分割し、お鉢に入れて蒸します。

小松菜、タケノコ、人参、大根をだし汁で煮ておき、砂糖、しょうゆで味を付けて片栗粉でとろみをつけておきます。
お鉢に入れて蒸した蓮根にこのあんをかけて完成です。

歯が悪くても蓮根を頂きたい

蓮根など固いモノは、歯が悪くなった高齢者にはかなり難しい食材です。
しかし、フードプロセッサで滑らかにして、蒸し物にすることで、その味を楽しむことができます。
高齢者は旬の食べ物で、季節の到来を知るという事も多いので、旬の食材をうまく生かして食べられるように調理する事で、食欲のない方も食欲を引き上げることができます。

食べることが生きる事、高齢になると楽しみが少しずつ減っていくので、ご家族としては、食事を楽しむという事を主軸に介護していただけたらと感じます。
少し調理の手間が増えますが、それで介護されるご高齢者が笑顔になれるなら、素敵な事ではないでしょうか。