終活、いつから始めたらいい?

終活

元気なうちに始めておこう

ここ数年の間、○活という言葉を良く聞くようになりました。
昔から聞く言葉であった「就活」をもじったもので、結婚活動を意味する婚活、妊娠活動を意味する妊活などに派生しています。
そんな○活の中の1つであるのが「終活」です。
響きは就活と同じですが、この終活にはどのような意味があるのでしょうか?

終活というのは、「終わりに向けた活動」のことで、自分の人生の終わりのことを考えて活動をすることを意味しています。
日本には有終の美という言葉や、立つ鳥跡を濁さずという言葉があります。
これらの理念にのっとって、自分が死んだ後、周りの人が困らないようにすることが終活の目的の1つです。

そしてもう1つの目的であるのが、自分が死後に後悔することがないようにすることです。
これは死後だけの問題ではありません。
もしかすると、数年後には認知症にかかってしまい、自分のことがもうなんだか分からなくなってしまっている可能性もあります。
そうなった時、自分の意志を伝えられないというのは考えらないような苦痛を伴うものかもしれません。

そのような事態は、なってからでは対応ができません。
早い段階から対応を行っておくことが重要であり、それが「終活」であるわけです。
それでは、この終活はいつから始めれば良いのでしょうか?
当サイトは60代以上の方に読んで頂くことを想定していますが、中にはまだまだ若い読者の方もいらっしゃるかもしれません、全く自分に関係無いものとは思っていませんか?

終活を始めるタイミングは、「早いに越したことはない」というのが答えです。
そして終活というのは、なにも特別なことをするわけではありません。
生物に必ず訪れる死という結末に向けて、少しずつ自分から歩みを進めるというそれだけのことです。
そのため、やるべきことだってそれほど特殊なことではありません、何なら30代、40代の方だっていつ不慮の事故や急病で亡くなってしまうか分からないのですから、終活をしておいて損をすることはないのです。

終活の内容

それでは、具体的に終活とは何をするものなのでしょうか?
これに、明確な答えがあるわけではありません。
重要なのは自分が納得することができるか、家族に迷惑がかからないか、という2つのポイントであり、世間様から見て一般的な終活がどんなものなのかは関係ないためです。
しかし、それでも良く行われている終活のことを知っておくと、自分の終活にもはずみが付くでしょう。

例えば最近では「終活セミナー」のようなものが各自治体で行われるようになってきました。
これはまさにまだ終活というものがよく分かっていない人を対象にして、行うべき終活のことを考えてもらうための集まりです。
同じような悩みを持っている人達が参加しているため、お互い意見を交換しながら、自分の終活について考えることができるでしょう。

中にはセミナーの中で特別なキャンペーンを行っていることもあります。
例えばその1つであるのが「棺桶に入ってみる」というものです。
本来生きている間に入ることはなく、死んではじめて入ることになる棺桶に入ってみることで、擬似的に死の空気を感じるわけです。
こうして「死」というのが自分にとって身近な存在であり、現実のことであることを自覚することから終活は始まります。

それから、自分がやるべき終活の内容を考えるようにしましょう。
エンディングノートの作成、遺言書の作成、様々な終活の方法があります。
その中から、自分がするのに良いと思うものを選んで進めていくのが良いでしょう。