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生揚げの生姜煮

揚げ物料理

大豆イソフラボンたっぷりの生揚げと体を温める生姜で一品

生揚げは焼いて大根おろしに醤油で頂くとお酒のつまみになりますし、煮ものにもお味噌汁にも活用できる便利な食材です。
ほうれん草の免疫機能向上効果と共に、大豆イソフラボンが豊富な生揚げを利用した簡単メニュー、生揚げの生姜煮を紹介します。

生揚げは鉄分豊富なほうれん草と豆腐の5倍の蛋白質、3倍の鉄分という栄養価の高い食材です。
生揚げを利用して、健康効果の高い一品を作りましょう。

生揚げ、実はすごい食材です

豆腐を油で揚げてある、だから食材的に美容、健康にいいといえないのでは?と思ってしまいがちな生揚げですが、実は、大豆製品に含まれる栄養素がギュッと濃縮されて入っているのです。
木綿豆腐と比較すると、カルシウムが2倍、鉄分が3倍、蛋白質が5倍と、生揚げの方がより栄養かが高いことがわかっているのです。

栄養価の高さを比較すると、一番少ないのが絹ごし、さらに木綿、そして生揚げです。
切る水分が多くなるほど、栄養価が凝縮されていくという事なのです。

生揚げは満足感がある食材で、ボリュームがありますのでお肉のかわりに利用するという人も多いですし、ダイエット中の方は主食代わりにするという人もいます。
女性ホルモンを整えるイソフラボンが豊富という事もありますので、更年期障害に悩む年代や、それ以降、女性ホルモンがさらに減少する年代にも効果的な食べ物といえます。

生揚げの生姜煮を作ってみよう

一人分の材料は、生揚げ70g、きくらげ3g、鶏もも肉皮なし15g、ほうれん草20g、根生姜5g、調理酒小さじ1、しょうゆ小さじ1弱、上白糖小さじ2/3弱、片栗粉小さじ1です。
生揚げに熱湯をかけて余分な脂をとります。
縦割り、さらに1.5cm位の幅に切っておきます。

乾燥きくらげはぬるま湯につけてもどしてから5mm幅くらいに切ります。
ほうれん草は3cm位に切り、生姜は千切りにしておきます。

鍋に鶏肉を入れて焼き、色が変わったら油揚げ、きくらげを入れます。
3/4かぶるくらいの水、調味料を砂糖、調理酒、しょうゆなどの調味料を入れて中火で10分程度煮こみます。
最後に同僚の水で溶いた片栗粉を回し入れてひと煮立ちさせて出来上がりです。

シニア世代の強い味方となるほうれん草

ほうれん草はビタミンB群、C、E、食物繊維、βカロテンなどの栄養素が詰まっています。
緑黄色野菜の王様と称されるほうれん草は、抗酸化作用が強い野菜です。
活性酸素を除去してくれるという効果もあり、血管が活性酸素によってダメージを受けないように保護してくれます。

歯の色が濃く、張りがあり、しっかりしている物を選択し、あまり火を入れることなく調理する事が大切です。
蛋白質と一緒に摂取すると鉄分の吸収率が高くなりますし、油と一緒に調理する事でベータカロテンの吸収率が高くなります。