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終活カウンセラーの活用

カウンセラー

終活カウンセラーとは

終活という言葉が話題になってから久しく、すでに世間一般にも浸透したこの終活ですが、なんと今では終活カウンセラーという職種まで登場しています。
そもそも終活とは、少子高齢社会や核家族化、高齢者の一人暮らし等が増えたことが背景にあり誕生した考え方です。
自分の死後に、残された家族に迷惑をかけたくないという考え方の人、または自分の希望する最期をデザインして、理想的な最期を迎えたいという人が増えた為です。
終活という言葉に喚起され、多くの人が興味を持ち、一気に人気が広まった理由はそのようなことが背景になっていると考えられます。

終活とは、死を迎える為の寂しい準備ということではなく、生前に準備を行っておくことで、死後の心配をなくし、余生を悔いなく楽しむ為の前向きな活動という捉え方です。
つまり、人生の最期を意識しながら、どう生活していくことが残りの自分の人生を謳歌することにつながるのかという考え方になります。
もう超高齢化社会に突入していますので、今後の自分の最期について自身で考えるという終活は、もはや他人事ではなくなってきています。

ただし、終活をしたいけれどどこから手をつけるべきかわからない、そのような人に対してアドバイスをするのが終活カウンセラー、または終活アドバイザーと呼ばれる人です。
終活カウンセラーには資格があり、その資格をとるには終活の専門家として葬儀やお墓、その他いろいろな終活について幅広い分野の知識が必要です。

終活カウンセラーの役割

終活カウンセラーの役割は、終活設計のプロフェッショナルとなりますので、その知識を生かして終活フォローを手がけます。
具体的には、葬儀やお墓について、相続や資産管理、医療や介護費用や、老後の為生活費等も、余生をよりよく過ごすことができるように終活準備のお手伝いをしてくれます。
終活をする人々に対し、プロの立場で適切なアドバイスをしながら、総合的な余生のライフプランのサポートをすることが、終活カウンセラーの大きな役割です。

終活カウンセラーの活躍の場

既に超高齢化社会が進んでいる日本では、4人中1人が65歳以上となっている状況において、終活の必要性が非常に高まっています。
終活カウンセラーが活躍する場は、やはりシニア世代が多い場所となりますので、医療や介護の現場、または葬儀業界等が多いようです。
終活の専門家として、今いる職場での仕事に終活カウンセラーの資格をプラスすることで、利用者とその家族からの相談の役に建てる可能性が高くなります。
余生の生活設計から、葬儀やお墓に関することまでトータルでカウンセリングを行うことができる強みにもなります。